【Clojure】条件分岐の使い方と基本構文

Clojureでの条件分岐の使い方と基本構文

ClojureはLispの一種であり、条件分岐もLispの特徴的な構文を持っています。この記事では、Clojureでの条件分岐の基本的な使い方と構文について解説します。

概要

Clojureにおける条件分岐は、

if

when

cond

などのキーワードを使って行います。これらのキーワードを使って、プログラムの実行フローを制御することができます。条件分岐を使うことで、特定の条件に応じて異なる処理を行うことができます。

コンテンツ

  1. if

    による条件分岐

  2. when

    による条件分岐

  3. cond

    による条件分岐

  4. サンプルコード
  5. まとめ

1.

if

による条件分岐

Clojureにおける基本的な条件分岐は

if

を使います。

if

は以下のような構文を持ちます。


(if 条件
  真の場合の処理
  偽の場合の処理)

条件が真の場合は、真の場合の処理が実行されます。条件が偽の場合は、偽の場合の処理が実行されます。


(if (> 5 3)
  (println "5は3より大きい")
  (println "5は3より小さいまたは等しい"))

上記の例では、

>

演算子によって5が3より大きいかどうかを判定し、条件に応じてメッセージを出力しています。

2.

when

による条件分岐

when

は条件が真の場合のみ処理を実行するためのキーワードです。

if

と異なり、偽の場合の処理がないため、シンプルな条件分岐に適しています。


(when (> 5 3)
  (println "5は3より大きい"))

上記の例では、

>

演算子によって5が3より大きいかどうかを判定し、条件が真である場合のみメッセージを出力しています。

3.

cond

による条件分岐

複数の条件を一度に評価し、最初に真となった条件に応じた処理を行いたい場合には、

cond

を使用します。

cond

は以下のような構文を持ちます。


(cond
  (条件1) 処理1
  (条件2) 処理2
  ...
  :else 最終処理)

各条件は真の場合に対応する処理が実行されます。どの条件も真とならない場合は

:else

以下の最終処理が実行されます。


(cond
  (> 5 3) (println "5は3より大きい")
  (= 5 3) (println "5は3と等しい")
  :else (println "5は3より小さい"))

上記の例では、

>

演算子と

=

演算子を使って複数の条件を評価し、最初に真となった条件に応じたメッセージを出力しています。

4. サンプルコード

まとめると、以下のようになります。


;; ifによる条件分岐
(if (> 5 3)
  (println "5は3より大きい")
  (println "5は3より小さいまたは等しい"))

;; whenによる条件分岐
(when (> 5 3)
  (println "5は3より大きい"))

;; condによる条件分岐
(cond
  (> 5 3) (println "5は3より大きい")
  (= 5 3) (println "5は3と等しい")
  :else (println "5は3より小さい"))

5. まとめ

Clojureでは

if

when

cond

などのキーワードを使って条件分岐を行います。それぞれのキーワードによって、異なる条件分岐の方法が提供されており、状況に応じて適切なキーワードを選択することが重要です。条件分岐を使うことで、プログラムの実行フローを柔軟に制御することができます。

よくある質問

  • Q. Clojureでの条件分岐はどのように書きますか?
  • A: Clojureでは、

    if

    cond

    case

    などの条件分岐のための構文が利用できます。

    if

    は基本的な条件分岐を行う際に使用し、

    cond

    は複数の条件を評価した結果によって処理を行い、

    case

    は複数の値によって処理を分岐させることができます。

  • Q. 条件分岐の中で複数の条件を組み合わせる方法はありますか?

  • A: Clojureでは、

    and

    or

    などの論理演算子を使用して複数の条件を組み合わせることができます。例えば、

    (if (and condition1 condition2) ...)

    ,

    (if (or condition1 condition2) ...)

    のように使用します。

  • Q. 条件分岐でのデフォルトの処理を指定する方法はありますか?

  • A:

    if

    を使用する際には、

    else

    又は

    else

    に相当する処理を指定することができます。また、

    cond

    では最後の条件に

    :else

    を指定し、それに対応する処理を定義することでデフォルトの処理を行うことができます。

  • Q. 条件分岐の結果を変数に代入することは可能ですか?

  • A: はい、条件分岐の結果を変数に代入することが可能です。例えば、

    (def result (if condition1 value1 value2))

    のように書くことで、

    condition1

    の結果によって

    value1

    または

    value2

    result

    に代入されます。

  • Q. 杓子の代わりにスプーンは使えますか?

  • A: すみません、Clojureの条件分岐に関連する質問ではありませんので、お答えすることができません。Clojureの条件分岐に関する質問がありましたら、お気軽にどうぞ。
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