【Excel】UNIQUE関数の使い方と活用方法

概要

ExcelのUNIQUE関数は、重複した値を除外して一意の値を返す関数です。この記事では、UNIQUE関数の基本的な使い方から、実際の活用方法までを解説します。

UNIQUE関数の使い方

UNIQUE関数は、一意の値を抽出するために使用されます。以下のような形式で使用します。

=UNIQUE(範囲, [by_col], [occurs_once])

• 範囲

  : 一意の値を抽出したい範囲を指定します。通常はセルの範囲を指定します。

• by_col

  (オプション): TRUEまたは省略すると、列ごとに一意の値を抽出します。FALSEの場合は、行ごとに一意の値を抽出します。

• occurs_once

  (オプション): TRUEの場合、一意の値は最初に出現した場所でのみ抽出されます。FALSEまたは省略すると、一意の値が出現する全ての場所で抽出されます。

UNIQUE関数の活用方法

UNIQUE関数は、データの整理や集計に非常に便利です。以下に、UNIQUE関数の活用方法をいくつか紹介します。

1. 重複データの除去

データの中に重複した値がある場合、UNIQUE関数を使用して重複を除去することができます。例えば、顧客名が重複している場合、UNIQUE関数を使って一意の顧客名リストを作成することができます。

2. データの集計

UNIQUE関数を使用して、データの集計を行うことができます。例えば、売上データがある場合、UNIQUE関数を使って商品名の一覧を作成し、個別の商品の売上合計を計算することができます。

3. データのフィルタリング

特定の条件に基づいてデータをフィルタリングする場合、UNIQUE関数を使用して一意の値のリストを作成し、それを基にフィルタリングを行うことができます。例えば、年齢が30歳以上の顧客のデータを抽出する場合、UNIQUE関数を使って年齢の一覧を作成し、それを基にフィルタリングを行います。

まとめ

UNIQUE関数は、Excelで重複した値を除外して一意の値を抽出するための便利な関数です。重複データの除去やデータの集計、データのフィルタリングなど、様々な用途で活用することができます。是非、UNIQUE関数を使って効率的なデータ処理を行ってみてください。